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栗東・小栗栖間の超短距離街道を往く  軽自動車でGO編(2)

.16 2014 逍遥記 comment(0) trackback(0)

しかしさ、軽自動車って割と気を使いながら走らなあかんねんなぁ…
あんまり乗らへんからその辺のことはわからんよな。デカイくるまばっかり乗ってるからなぁ…
 
 瀬田川を渡ると今度は大津インターに向かって車線は登りになる。燃費計はリッター8キロ。

あかんやん、あかんやん。

とは思うがこれは仕方が無い。アクセルを踏まなければ進めないのである。

どーしようかなぁ。大津インターで降りたら京都東で降りるより100円安いしな。 
大津インターから京都東まで下道を走っても10分ほどやし、京都東の出口で混みよったらもっとかかるし大津で降りよっと。

 ここらあたりから今日の栗東京都間超短距離街道を往く 軽自動車でGOの本筋に入って行く。止めときゃいいのに100円ケチって下手すりゃ大事件に発展したかも知れない出来ごとを引き起こすのである。

 大津インターでおりるのにはちょっとした慣れが必要。現在は工事中で更に毎日出口ゲートへの進入路が変更される。ガードマンの指示も余り慣れていないのか分りづらい。何とかETCのゲートを潜り抜け初めての信号を左折。道はくねくねしているが道なりにまっすぐ進むと一号線と合流する。

うぉっしゃーっ、1号線は空いとんがな。

軽快にアルエコは走る。

 5分も走ると逢坂山にさしかかる。蝉丸法師が居たとされる逢坂山。左右からコンクリートで固められた崖がせり出し圧迫感を感じる。この狭い谷間を一号線が走り、その一号線に京阪電車が併走する。逢坂山の峠付近では余りの狭さに電車は少しの間を一号線の地下を走り、峠を越えると地上に出現する。
 右側の崖の中は琵琶湖疏水が京都市内へ滔々と流れ、峠手前では上空を名神高速が通る。これで全部かと思えばまだあった。左の崖の中をJR東海の東海道線や湖西線が走っている。この峠、MRI的に輪切りにして見たらどんな構造になってるんでしょう。

 京阪電車が地上に現れたらすぐに大谷駅。かなりの歴史を誇る鰻料理の料亭が駅のすぐそばにあり、そのためだけに大谷駅があるかのように見えるが、実はこの駅の奥に住宅街が存在した。
 古地図を見てみると駅の向こう側に平野部があり、昔から人が暮らしていた。現在は乗馬クラブなどもあり一号線から少し入っただけなのに閑静な佇まい。
 ただこの辺りの中学生は山を越えた奇しくもいじめ問題で全国的にも有名になってしまった大津市の皇子山中学へ通うと聞く。ちょっと遠いし可哀想にも思う。

 逢坂山を越えると一号線は下り坂が続き、名神高速道路の高架の下をくぐる。この地点から私はいつも脇道にそれ奈良街道に向く。ただこの脇道、ほんの少し前、150年ほど前までは東海道と呼ばれた。この今では脇道呼ばわりされる旧東海道は一号線からそれると緩やかに登り道になり、両側を古民家の風貌を残す建物が現代的な家屋と交互のように建ち並ぶ。
 この旧東海道は右下に見える現在の東海道である一号線と暫時併走する。1号線も平成25年9月19日は前日の台風で逢坂山の関所跡辺りで土砂崩れが起こり三日ほど通行止めになっていた。前述したここを併走する京阪電車も線路が完全に土砂に埋没し、その開通に1カ月程を要した。

 アルエコ、燃費を稼ぐ為に我が社に月に約2万円で1年間の約束で貸し出された。当然私も上手く乗ってやらないとアルエコは本領発揮ができない。そこはアクセルをそーっと踏み込むしかないわな、燃費計に気を使いながら。

 そんなこんな逢坂山を下り1号線に別れを告げ、チンタラ運転しているうちにルームミラーに映る銀色の四角の物体に気がついた。ベンツのゲレンデヴァーゲンがルームミラーにも、左右のドアミラーにも映っている。
 車幅が広い。しかし車間が近過ぎてかベンツの車高が高いのか、それともアルトが低過ぎるのかヘッドライトから下しか映らない。それでもしっかりスリーポインテッドスター(ベンツのマーク)がグリル中央にはっきり見て取れる。
 煽って来るベンツとの車間が気になりながらも、もうすぐ分岐するし、三条方面へ行きよるやろ。と何で煽られるのかも分らないままでのんびりアルエコは行く。指示器を点けて左へハンドルを切る。
 ここに右 三条  左 奈良街道と書かれた何時の頃のものかは知れないが石塔が立つ。普段なら多少速度を落としてY字路なので左へ曲がるとは言えないほどの角度でハンドルを切るのだが、今日はそんな悠長なことを言ってられないほどベンツに煽られている。自然、急速に奈良街道へアルエコは向いた。その向き方が気に食わなかったのかベンツは右に左に車体をロールさせながら更に車間を詰めて来た。
 けん引用のヒッチで連結しているのかと思うほど。私はけっしてあんなデカイ四輪駆動車をアルトでけん引しているつもりは無かったが、どう見ても連結されているとしか思えない車間距離。
 助手席に座る老妻も「ちょっと危ないかなぁ。猫でも飛び出して来て急ブレーキでも踏んだら踏み潰されんのちゃう?」などと呑気にのたまう。
 
おいおい、踏み潰されてる場合ちゃうやん。車間空けんかい、この四角いのっ!

とつぶやきながら私は前を見るよりルームミラーに映る四角い奴を見ながら運転していた。それでもいつしか、私が南へ曲がる交差点まで来た。これが新奈良街道で旧の奈良街道に比べて随分広くなり、車も通り易い。旧奈良街道はもう少し先にあり情緒も風情ある、いかにも旧街道のままの趣を現在に残している。

 私が左折の意思を方向指示器で合図すると交差点の手前でアルトを追い越すように四角い奴は右折か直進するのか並びかけて来た。栗東を25分前に出てからと言うもの、アルエコで低燃費を気にしながら周囲に気を使って走って来た私はついにそこで理性を失った。

つづく・・・

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