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逍遙庵主の超短距離街道を往く 電車で早くお家に帰ろうバージョン(3)

.09 2014 逍遥記 comment(0) trackback(0)
 この石山駅、止まったか止まらなかったのかも忘れるほど印象の薄い駅。朝夕の通勤時間帯の雑踏は残念なことに存じ上げないが、夜間の人の乗り降りは大津駅よりは多くあったなぁ・・・程度。確かにホームも6番まであり、なかなか立派な駅らしくある。ただこの駅については電車に乗っているより駅の外から見た方が面白くあり、滋賀の古くからある工業地帯の歴史を感じさせる趣がある。
 たまたま私はこの駅の南西を併走する国道一号線を走ることが多く、つい最近までこの駅から線路が延び、一号線を横断して東レの工場に引き込まれていることに気づいていた。気づいていたと言う割にその引き込み線、気づかないうちに無くなっている。
 調べてみると石油輸送専用の貨物列車が石山駅の下り線から分岐し、このレールの上を走って東レの石山工場に運んでいた。その貨物列車がいつ頃来なくなったのかは知らないが、そのレールは2009年に撤去されたとある。また、駅の北側に所在する日本電気硝子大津営業所へ三重県四日市にある塩浜駅からこの駅の上り線で分岐し、専用レールを利用し石油輸送貨物列車が運行していた。
 自社工場に直接レールを引き込むなんて戦前の軍需工場でもなければ不可能だったのではないかと考えてみる。また別の機会に石山駅については調べてみようと思うが興味深いことが勉強できるのでは無いかとワクワクしてくる。

 この駅、2011年度の一日平均の乗車人員は24,475人。滋賀県内では3番目、JR西日本では33番目の多さとのこと。

 さて、次の駅の南草津。わが同胞である滋賀の人はみんな何処へ行ったかと思えばここにおられた。我が同胞である滋賀の人と書いた。これは私一人の思い込みで、私は一生滋賀人とは認めてもらえず、ここに住んで、ここで育ち、ここの学校を出る孫の代からやっと滋賀人として認められるらしい。
 在日の外国人の方々のご苦労はこんなもんじゃ無いだろうとその悲しくつらい歴史に思いをはせる。現在の私は友人からは完全に滋賀人として区分されている。これもまた在日の韓国人の方々と似通っている。京都人でも無く滋賀人でもない我が輩は半滋賀人である。
 
 さて、滋賀人の話はさておき、この南草津にはスーツを着たおっちゃんも超ミニスカートはいた娘っ子もだぼだぼのジーパンもいっぱいホームにいる。俄然、滋賀の賑やかさを感じて私は嬉しくなってきた。降りる人もたくさんいて、乗る人も前述の通り。
 南草津は琵琶湖側に田園風景が見渡せる昔ながらの湖東の田舎の風景の中に突然現れた都会の駅。駅を中心に広がる町並みも京都のそれよりよほど広くて美しい。また県の施策の賜物でもある企業もたくさん誘致され、数えだしたら有名どころも枚挙に暇が無い。
 また大学の誘致も進んだが現在、少し問題が発生していると聞く。これは半滋賀人としては嬉しく無いが事実であるかも知れないので聞いた限りで書き留める。

 まず、京都の平安女学院の四年制大学が2000年に守山市民ホールの隣に新設されたが、たった4年で高槻へ移転した。跡形も無く鉛筆の一本も残さずに行ってしまった。原因はやはり生徒が集まらない。
 京都から方道30キロの道程は自家用車にしても電車・バスにしても時間と金がかかった。大阪からの学生は先ずこれが原因でまず来ない。誘致した滋賀県知事ともかなり揉めたと聞くがその結末は聞き及ばない。ただその学舎には現在は立命館高校の紋章が掲げられてある。
 南草津の立命館大学も学部によっては大阪へ移転すると聞く。やはり人口の多いところでないと学生は集まりにくいのか。少子化問題は大学にとっても忌まわしき問題で、いくら滋賀県が誘致しても生徒が来なければどうしようもない。そうなるとまず学生を当て込んで進出した企業や産業は商売であるから仕方が無いとしても、県の勧めで田んぼを潰して6階建てのワンルームマンションを建てたお百姓さんのローンの返済はどうなる、こうなるという話までが出てきて揉めだしたらしい。
 龍谷大学の移転については今のところ耳に入ってきてはいない。基本的に大学生は他府県からの入学者が多いので下宿や1ルーム暮らしだから京都でも滋賀でも変わりないと踏んだ大学側に取っては手痛い現実だったのかも知れない。
 千年都市京都で生まれた大学はやはり京都が似合うのか、京都にあるから学生が来るのか、小なる学校を呑み込んで自己肥大した勝ち組の大学はいつまで迷走を続けるのか。他人事ながら半滋賀人の分限でも県内で起こる事象には敏感である。

 南草津駅は1994年の開業。2011年より署名活動もあり、終日新快速が停車するようになった。一日の乗降は年度が不明であるが24,694人。

つづく・・・

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