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逍遙庵主の超短距離街道を往く 電車で早くお家に帰ろうバージョン(2)

.01 2014 逍遥記 comment(0) trackback(0)
 しかし終電に間に合うどうか気になり、慣れないスマホを取り出して時刻表を検索する。野洲行きの新快速はまだまだあるが草津線の最終は有るのか無いのか・・・あった。 23時56分発。余裕で間に合う。草津でこれに乗れたら次の手原駅から歩いて13分で家に着く。
 改札へ向かうと言ってもそこはやはり日本最長の京都駅だからそこそこ長い。改札に到達するまで結構いろんな珍しい物?者?を見た。
 ショットバーを出てすぐにバス乗り場が有るのだが、こんな夜遅くに若い男女がキャリーバックを引いて長蛇の列を作り、まだ来ぬバスを待っている。よく見れば外国人も結構多い。
 行き先を探せば東京の新宿駅であったり、ディズニーランドであったりで、まるでドレッド頭の房のような何本もの長蛇がバス停から歩道にかけてうねっている。この何本もの房を避けながら進んで行くと階段が有り、登り切れば改札にたどり着くはず。そして昇った先に見たものが多数の長方形の段ボールの箱。
 2000×600×600ぐらいの大きなものでガムテープで作った感がある。長さが足りないのか足や頭が出ている。オブジェでは無い。生身の人間。多分生きている。京都駅での流行なのか、この人達の頭髪もこれまたドレッドっぽい。ホームレス?可哀想だから仕方ないとは思わない。
 ここは当たり前に京都駅で千年都市の玄関口。こんな雑踏の中で寸足らずの段ボール箱で寝るのなら、目立たない場所に移動するか、自身の安全上の問題で通路がよいのなら、段ボールはやめてカラフルな着物を十二とは言わないが何重か着込んで京都を観光する人共々、京都市民も笑わせてはくれまいか。

 しかし、いにしえの京の都の玄関口、ここも酷かったらしい。現在の東寺の南西に位置した巨大な構築物の羅城門。今昔物語でも有名な話であるし、それを題材に芥川龍之介大先生も羅城門という小説を書いておられる。最近では夢枕 漠先生の陰陽師の中で羅城門の荒廃振りが面白可笑しく書かれている。
 平安京の創建当時、羅城門が余りにも大きすぎて桓武天皇が「大丈夫かいな・・・」とご心配された。案の定、大きな台風の襲来で倒壊する。現在の京都駅も建設に絡んで賛否が渦巻いたが、あの大天井を見上げる度に羅城門を思いだし心配になる。京都駅の大天井、落ちませんように。

 蛇足ではあるが、颯爽と改札に向かう予定であったが券売機が何処にあるのか分からず、また見つけても手原駅が何処にあるのかを路線図からなかなか発見できず切符を得るのに多少手間取った。
 その昔、学生の頃に切符売り場の窓口が段々と減りつつある中で券売機なる物が登場した。その券売機の前で戸惑うお年寄りを見かけた記憶があるのだが、時代が変われば今は私。券売機に500円玉を入れて100円返してもらい、小さな紙切れがぽいっと出てくる。
 昔なら券売窓口の若い女性が手原駅迄の料金などすぐに教えてくれ、可愛い手から切符を受け取った。しかし今思えば顔はあまり見えなんだような気もする。

 それと蛇足の蛇足であるが自動改札。これがまた恐い。通過する度に閉まるんじゃ無いかってドキドキする。旨く切符が出てきてピッと取るときの達成感は若い人にはわかるまい。また隣のレーンでガシャッと締まる音がするときの快感。「やったぁ、引っ掛かりよったぁ。俺は通れたどー。」心の狭い私は思わず胸中で叫んでしまう。いや、それほど私にとって自動改札は恐ろしい代物で昔の改札でリボルバーの拳銃をクルクル回転させるように切符を切ってくれる駅員さんが懐かしい。
 因みに言う。高速道路のETCのゲートを45キロで進入する方がよっぽど気楽で楽しい。50キロで進入するとなると自動改札を通るのと同じぐらいの恐怖を感じる。

 京都駅のホーム。語る必要は無いと思われるほどごった返している。老若男女がホームから溢れんばかり。職場から帰宅するサラリーマン、OL。少し赤い顔をした黒いスーツのお兄さんは営業を兼ねてお客さんと飲んだのか、はたまたご友人、ご同僚と飲んだのか、なかなか気分良さげのように見られる。大学生の腕にぶら下がるのはやはり女子大生?体育系のクラブ帰りの丸坊主の男子高校生の集団。どの電車に乗ればよいのか不安げな老夫婦。この老夫婦が気になってもう一度振り向いたら駅員さんに聞いておられてほっとする。何しろこちらもどれに乗れば良いのやら、教えてあげられる自信も無い。
 こんな顔ぶれがホームに滑り込んできた新快速野洲行きにぞろぞろと入って行く。座席など空いていようはずも無く、せめてつり革に手が届けば良しとする。
つづく・・・

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